ショー・スタンダード「断尾」の悪循環
断尾したくないブリーダーがいたとしても何故断尾された犬ばかりが世の中に出るか? 1・ ブリーダーとして犬を売って生活するには、なんとか数多くのチャンピオン犬を輩出する必要がある。それはチャンピオン犬の直子がそうでない子犬より高値で取り引きされるから。
1 2・ その為には生まれてきて一番出来が良さそうな子犬を自分の所でショー・ドッグとして育てたい。
 ショー・スタンダードから外れた犬を出品してもチャンピオンにはなれないから、チャンピオンにする為には断尾は必須である。
3・ だけど、子犬を断尾する時期は早すぎるので、生まれてすぐに、まだその能力、見栄えで判断することは出来ないので結局生まれてきた子犬すべてを断尾する。
4・ ブリーダーにチャンピオン犬を出す気がない場合も、スタンダード規定にはずれた子犬をペット・ショップは欠陥商品とみなし、高値で引き取ってくれない。
5・ それに、薄い知識の消費者もなまじっか断尾する習慣を知っているものだから、断尾していない犬を欠陥と見なす不安がある。その上、最近は素人でもショーにこだわる人間も増えてきている。
6・ 断尾に対して薄い認識の日本では、自分が信念を持って断尾しなくても、そういう子犬を輩出すること自体を欠陥ブリーダーに見られる恐れがある。
7・ 結果として自分の身を守ることと、引き取り手のつかない可愛そうな子犬を作り出すより、断尾してでも里親が見つかった方がいいという親心がブリーダーに働き、すべての犬が断尾される。
8・ そして毎日、日本で何百頭もの生後間もない子犬たちが断尾されていく
9・ 私たち消費者が目にするのは断尾された犬ばかり
 「断尾」の悪習の持続は、日本人特有の長いものに巻かれろ、事なかれ主義の産物。
 しかし、この問題はいかなる個人も責められるべきではありませんが
すべての根元はショー・スタンダード規定に「断尾」項目が存在することです!
 ブリーダーのみならず、一般の人々の一人一人の声で、スタンダードなるものを規定しているJKCに訴えて、改善を求めていくしか解決方法はないと思われます。


「ペット・ポートレート」
20人以上の画家在籍の肖像画作成、彫金迷子札、オリジナル首輪、ステッカー等。続々と新商品が登場予定。新規開店のペットのオーダーメイド商品とサービスの専門店。