英国に学ぶ犬とのつき合い方
 すべてのすべてを見習う必要はありませんが、少なくともコンパニオンアニマルとして犬との接する歴史が深い英国には日本にとって学ぶ点は多いかと思われます。
犬の位置
 私は全体的に感じる英国と日本の一番大きな違いは人間生活の中での犬の位置じゃないかなと思うことが多いです。
◎ 日本「犬は可愛いので愛すべき対象」
◎ 英国「犬は人間生活の中でのパートナー」
ノーリード
 英国の公園では、ほとんどの犬はノーリードで自由に飼い主と散歩したりしています。
 しかし、それは英国が社会の中での愛犬のしつけに積極的であり、しつけの全体レベルが高く、犬を飼わない人にも、他人の犬に対する安全認知が出来ている為と思われます。
 しかしながら、日本ではノーリードの飼い主ほど犬のしつけがなっていなくて、問題行動を起こすケースが多いので、日本で犬のノーリードが社会で認知される日はまだまだ遠いことだと思われます。
ペットショップ
 ペットショップで犬を販売される場合、必ず英国ではコーディネーターの存在があり、日本のように「チワワ下さい」「はい、ありがとうございます」だけで犬は販売されません。
 コーディネーターは犬飼育経験、家族構成、自宅環境、周辺環境、子供の年齢、高齢者の有無、仕事等で家族の家を空ける時間、休日の過ごし方などなど細々とチェックして、アドバイスをふくめて犬を販売します。もちろん、アフターケアも万全です。
生後3ヶ月まで
 子犬の生後3ヶ月までの間というのは、成犬になってからの性格も左右するほど色々な物事を吸収する社会化期であり、その間のエッセンシャル・トレーニング(社会化順応トレーニング)を非常に重要視して、トレーナーなどに託することも多いようです。
 しかし、日本では大体生後2ヶ月前後にペットショップなりブリーダーなりから犬を購入し、予防接種の関係上、生後3,4ヶ月まで自宅外でのエッセンシャル・トレーニングがなかなか出来ないでほとんどの犬がこの大切な時期を漫然と過ごしてしまうことが多いようです。
子犬にこだわらない
 もちろん英国には日本のような衝動買いを促すショーケース販売のようなペットショップはありませんし、国民性の問題なのか、子犬はだれが見たって可愛いものですが、日本のように「可愛い、可愛い」という愛情の対象という見方より、英国は犬を「一緒に暮らすパートナー」として見る傾向にあるように思われます。
 だから、動物愛護センターに保護されている成犬も非常に引き取り率が高く、不幸な犬もセカンドライフを楽しめるチャンスが日本よりあります。
アニマルポリス
 逮捕権はないものの、英国には一般からの寄付だけで成り立っているアニマルポリスという大きな動物愛護保護救済組織があります。
 パトロール、野良動物の保護救済、セカンドパートナー探し、特に適切な飼育をしていない飼い主への警告、場合によれば法律に基づいて告訴してその飼い主は一生動物が飼うことが禁じられる罰則を与えたりと無責任な飼い主を許しません。犬を肥満にしただけで警告に訪れますし、一般市民も協力的に無責任な飼い主をアニマルポリスに通報します。


「ペット・ポートレート」
20人以上の画家在籍の肖像画作成、彫金迷子札、オリジナル首輪、ステッカー等。続々と新商品が登場予定。新規開店のペットのオーダーメイド商品とサービスの専門店。